JTB、事業の多様性を訴求 35年ぶりリブランディングで
2022.12.19 00:00

JTBは4月に予定するコーポレートロゴの刷新で、事業の多様性を広く周知する。事業構造改革で地域活性化支援やMICE、人材ソリューションなど領域の拡大に取り組んでいるが、ツアー企画や旅行販売に比べて世間一般の認知は圧倒的に低い。強みとする歴史・伝統、安心・安全、プロフェッショナルなどすでに確立されたイメージに加え、先進的、独自性、チャレンジ精神など新たなイメージの醸成を図る。
中期経営計画の次期フェーズとなる25年度からの飛躍・成長期に向け、事業とブランド構築の両輪で価値向上が必要と判断した。社員9000人のアンケートから、若手社員が目指したい姿と強化すべきイメージが合致した。
ロゴ刷新は35年ぶり。文字や書体は変えず、赤とグレーの2色使いを変更し、白の単色を基本とした。12の背景色と組み合わせて多様性を表現する。背景色は使用場面に応じて支店など現場が選べるようにした。
11月末にはコーポレートサイトを刷新し、オウンドメディアとしてウェブマガジン「JTBeing」も立ち上げた。考えや思いを発信していく。
【あわせて読みたい】JTB、黒字化へ大構造改革 拠点・人員削減、ソリューション事業拡大
カテゴリ#観光・旅行業経営#新着記事
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