HIS、澤田秀太氏が常勤の取締役に 強化分野の国内旅行事業戦略担当
2022.03.28 00:00

エイチ・アイ・エス(HIS)は4月1日付で役員の委嘱業務を変更し、澤田秀太取締役が上席執行役員となり、日本人マーケットを対象とする国内旅行事業戦略を担当する。澤田氏はベストワンドットコムの代表取締役社長を務めてきたが、同日付で会長に就任し、HISの常勤役員となる。
HISはコロナ下の20年、国内旅行、訪日旅行、法人の3営業本部体制に変更した。国内旅行は後発かつ成長分野で、澤田氏の持つITなどの知見を生かし、強化する。
中森達也専務取締役はインバウンド事業戦略を担当するとともにジャパンホリデートラベル代表取締役社長に就任。織田正幸常務取締役はグループ戦略、関係会社、M&Aを担う。山野邉淳取締役上席執行役員は従来の法人営業本部長に加え、新規事業戦略を担当する。なお、中森氏と織田氏は執行役員から外れた。
【あわせて読みたい】「クルーズで新市場を切り開く」ベストワンドットコム代表取締役社長 澤田秀太氏 HIS、国内強化で沖縄に重点送客 22年黒字化へ 旅行業占有率は引き下げ HIS、国内事業4倍に拡大へ 初の最終赤字で構造変革、22年回復目指す
カテゴリ#観光・旅行業経営#新着記事
アクセスランキング
Ranking
-
旧函館支庁庁舎が食と交流の場に 利活用プロジェクトがスタート
-
観光庁、全国対象の観光需要喚起策スタート GoToは「やらないということではない」
-
今夏のクルーズ中止で関係者落胆 再開の壁高く 海事局「めど立たない」
-
進化するペット同伴の旅 運輸大手が環境整備に本腰
-
『送別の餃子 中国・都市と農村肖像画』 幾多の出会いと別れが織り成す豊かさ
-
コロナ不活化の除菌スプレー、富士フイルム和光純薬が発売
-
兵庫県龍野地区、分散型ホテルで地域再生 民間投資呼び込む 改正不特法も活用
-
4月の百貨店外客売上高47.6%増 客数2割増で3カ月ぶりプラス
-
全長1万㎞のジャパントレイル始動 歩く旅を外客誘致の新たな素材に
-
SDGsの消費者理解と意識低く 日旅調査 実践へ旅行業の役割に期待感