海士町、島全体で顔認証決済 観光協会でまとめて一括払い
2022.03.14 00:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2022/03/0321_P07-01_R.jpg)
島根県隠岐郡海士町で、島内の観光関連施設を顔認証決済で利用できる実証実験が進んでいる。スマートホテルソリューションズが開発したシステムを用いた。
タブレット端末を島内の入り口に当たる海士町観光協会をはじめ、周辺施設に導入。入島時に顔認証チェックインをすると、端末内の顔認証機能を使って宿泊施設や土産店、レストランなどで顔パス決済が可能になる。決済した合計金額を島から出る際に観光協会でまとめて支払う仕組みだ。
同社は自社運営の宿泊施設で導入している顔認証システムを拡張し、21年から石川県白山市など地域にも導入先を広げている。今回の実証実験では、顔認証決済を基盤とした離島地域のまちおこしの可能性を検証する。
【あわせて読みたい】白山市で顔パス決済実証実験、金沢工業大学が産学連携
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