旅館・ホテル施設数が減少 簡易宿所は増加傾向続く 厚労省20年度統計
2022.02.28 00:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2022/02/magnifier-5245329_640.jpg)
厚生労働省によると、20年度末時点の旅館業は前年度比176施設増の8万9159施設となった。このうち旅館・ホテルは301施設減の5万703施設で、2年連続の増加から減少に転じた。ただし客室数は3万2046室増の173万9124室で、6年連続のプラス。
一方、簡易宿所は539施設増の3万7847施設で、06年度から増加が続いている。特に近年は18年に住宅宿泊事業法が施行され、民泊施設を簡易宿所として許可を取る動きから増加傾向に拍車がかかっている。施設数だけで見ると、旅館・ホテルと簡易宿所の差は、17年度の1万6573施設から20年度は1万2856施設に縮まった。
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