釜石に新ワーケーション施設 市やDMCが開業、研究や提案の拠点に
2021.12.06 00:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2021/12/7219b413d60a9823bef7807fe5399fab.jpg)
岩手県釜石市に新たなワーケーション施設「Nemaru Port(ねまるポート)」が開業した。市、かまいしDMC、日鉄興和不動産、オフィス家具メーカーのオカムラの4者が、地方創生とこれからのワークスタイルの研究・提案を行うための施設。首都圏で働く人々の利用を想定している。
地方サテライトオフィスの可能性を研究するとともに、ワーケーションプログラムを通じて釜石ならではの体験を提供し、地域活性化を図る。さまざまな市民・団体と連携し、個人や企業のビジネスチャンスの創出を支援する。
「ねまる」とは釜石地方の方言で「ゆっくりしていく、家に寄っていく」という意味。地元の人々との交流を生む施設を目指して名付けた。
施設内(写真)は5~10人の利用を想定したコンパクトな造りで、リラックスできるテラススペースや集中できる個室ブースも用意。事務備品、ドリンクサーバー、書籍、無人コンビニも完備した。当面は関係各社による実証実験、団体利用に限定している。
【あわせて読みたい】釜石市が箱崎白浜に民泊施設、保育所改修し体験ツアー提供
カテゴリ#地域の観光#新着記事
アクセスランキング
Ranking
-
築地場外市場にスマートごみ箱 ポイ捨てなど課題に対処
-
観光庁予算、旅客税財源の比率83%に上昇 コンテンツ強化、ICT、DMOに注力
-
観光収入、日本は伸び率上位 59%増で米仏など大国しのぐ
-
今治に地域創生のヒント クールジャパンDXサミットで岡田武史氏が披露
-
主要7空港の外国人入国者数、那覇もようやく19年超え 9月実績 韓国3.7倍で
-
文化観光の計画認定、旧醤油工場も たつの市など4件 制度開始から計57件に
-
小樽市、ファンコミュニティー開設でリピーター育成 新たな魅力発掘も
-
未体験の訪日市場出現の中で ひがし北海道DMOがシンポジウム
-
中部空港、訪日誘客に主体的関与 地域ブランド共創室を設置
-
検索エンジンのフォルシア、東証に新規上場 ハイブリッド型サービスへ進化描く