釜石市が箱崎白浜に民泊施設、保育所改修し体験ツアー提供
2019.09.16 01:00
岩手県釜石市箱崎半島の北側に位置する箱崎白浜地区に民泊施設「御箱崎の宿」が開業した。
旧箱崎白浜へき地保育所をリノベーションした。クラウドファンディングや企業からの寄付を受けて備品などを整備し、開業にこぎ着けた。かまいしDMCが指定管理者となり、漁村ならではの暮らしが体験できる滞在交流型の宿泊施設を目指す。
箱崎白浜は約200人が住む小さな漁村集落で三陸復興国立公園の入口に位置する。国立公園の豊かな自然や漁村文化を生かした旅の拠点として民泊施設を整備し、交流人口の拡大による観光振興を図る狙い。
施設は木造平屋建ての2部屋で、8人まで宿泊できる。漁師体験、ウニ剥き体験などさまざまな体験ツアーも用意する。今後は国際的企業のオフサイト会議の開催も予定されている。
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