8月の百貨店外客売上高6%減、6カ月ぶりマイナス転換
2021.10.25 00:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2021/10/1101_P05-02-1-1024x952.jpg)
日本百貨店協会がまとめた8月の訪日外国人客の来店動向によると、調査対象88店舗の総売上高は前年同月比5.9%減の約33億4000万円となった。6カ月ぶりのマイナス転換。購買客数も31.6%減の約8000人だったが、1人当たりの購買単価が37.5%増の約42万9000円と2桁成長を続けているため、減収幅は1桁台にとどまった。ただし、新型コロナウイルス流行前の19年同月と比べると87.0%減で、回復には至っていない。
売上高を費目別に見ると、ブランド品など一般物品は52.0%増の約28億7000万円とプラスだが、化粧品・食料品等の消耗品は71.6%減の約4億7000万円とマイナス成長が続いている。総売上高に占める一般物品の割合は85.9%とさらに上昇した。
【あわせて読みたい】7月の百貨店外客売上高22%増、客数マイナスも単価上昇
カテゴリ#観光統計#新着記事
キーワード#インバウンド#新着記事
キーワード#百貨店外客#新着記事
キーワード#訪日外国人消費#新着記事
アクセスランキング
Ranking
-
釜石市、持続可能な観光でまた称号 日本初のゴールド賞 鍵は地域のマネジメント
-
米国、グローバルエントリープログラムを本格運用へ 東京・大阪の面接会に参加多数
-
ファーイースト・ホスピタリティ、日本で3軒目のホテル運営開始 3倍の2000室に拡大へ
-
6月の客室利用率は前年割れ 閑散期と単価重視が影響
-
日本籍船のディズニークルーズ誕生へ オリエンタルランド参入で市場に活気
-
競争入札と談合 成長領域の落とし穴
-
日本でも金融×旅行の流れ 三井住友カード、外資系OTAと提携
-
ベルトラ、韓国大手OTAと提携 インターパークに訪日商品供給
-
『奏で手のヌフレツン』 壮大な神話のような読了後の満足感
-
ニューカレドニア観光局が休局 情勢不安で打撃 日本の回復も遅く