KNTがハイクラス新ブランド 新規契約施設を増強、5万円台中心
2021.10.18 00:00
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近畿日本ツーリスト(KNT)は新たにハイクラスブランド「Blue Planet」を立ち上げ、10月8日から販売を開始した。上質な旅館・ホテル約500施設を取りそろえ、高単価客など上級市場の獲得を図る。地球環境などサステイナビリティーに敏感な客層を意識し、ブランド名にも反映した。
新規契約は半数の約250施設に上る。「箱根強羅 白檀」などが含まれ、1泊1室5万円が中心価格帯。多様な価値観とニーズに対応するため、全室露天風呂付きで20室以下のおこもり宿、一度は泊まりたい名旅館など、6つのカテゴリーに分けて提案する。来年3月をめどに50程度に増やす予定だ。
主な販路は自社ウェブサイトの専用ページで、アプリも開発予定。認知向上に向け、SNSでの訴求や需要層が同じ異業種との協業にも取り組む。
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