JATA、重点施策にGoTo延長やヘルスパスポート促進 坂巻会長「もう一度原点に」
2021.07.05 00:00
JATA(日本旅行業協会)は6月21日に都内で定時総会を開催し、21年度事業計画を承認した。GoToトラベル事業の再開と年内延長、国際交流の再開に向けたヘルスパスポートの導入促進、訪日観光旅行の再開を重点施策として取り組む。
コロナ禍の長期化で会員の経営環境は極めて厳しい状況にある。要望を受け、8月末までとなっている雇用調整助成金の特例措置の年内延長を関係者に働きかける。また、正会員の会費を減額するほか、やむを得ず退会した事業者については旅行事業再開時の再入会を見据え、一定条件の下、入会費を免除する。
坂巻伸昭会長(東武トップツアーズ代表取締役社長)は「旅行業は未曽有の状況にあるが、もう一度原点に帰り、何ができるかしっかり考えていきたい」と述べた。就任時から重視してきた会員の声の吸い上げに継続して取り組む意向だ。
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