19年クルーズ人口は11%増と過去最多に、外航・国内とも増加
2020.11.16 00:00

国土交通省がまとめた19年の日本人のクルーズ人口は前年比11.1%増の35万7000人となり、過去最高を更新した。乗下船地または寄港地に海外を含む外航クルーズは10.9%増の23万8000人、国内クルーズは11.3%増の11万8000人といずれも伸びた。
外航クルーズの平均泊数は前年から0.5泊増え8.3泊。5~7泊のクルーズが最多で全体の37.2%を占め、0.8ポイント拡大した。伸び率がより大きかったのが8~13泊のクルーズで、6.0ポイント増の36.8%となった。
また、国交省は日本発着外航クルーズの乗客数についても公表し、日本人は31.4%増の13万4000人と大幅に増えた。外国人も3.8%増の8万3000人と4割近くを占めた。
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