8月の客室利用率は32.7%、GoTo除外で東京22.1%と低迷
2020.09.21 00:00

全日本シティホテル連盟(JCHA)に加盟する120ホテルの8月の平均客室利用率は、前年同月を52.7ポイント下回る32.7%となった。7月22日からGoToトラベルキャンペーンが開始されたものの、東京除外の影響もあり、7月から微増にとどまった。東京都は22.1%と低稼働が続いている。
全国10地域中、北海道が59.2%と最も高い。その他は50%を割り込み、中国は57.3ポイント減の18.1%だった。JCHA によると、キャンペーンで家族客などの増加が一部で見られた半面、スポーツ大会やイベントの中止が響き、予約が少ない状況。間際予約が多く、単価も上げにくいという。
9月は修学旅行や団体のキャンセルで多くの施設が厳しい状況を予想している。
カテゴリ#観光統計#新着記事
キーワード#MICE#新着記事
キーワード#客室利用率#新着記事
アクセスランキング
Ranking
-
観光庁、MICE施設の国際衛生認証を促進 取得マニュアルで世界の流れに呼応
-
観光学部はいま コロナに奮闘する教育現場
-
米国、ワクチン接種で旅行再開67% 高齢者ほど割合高く
-
旅行店舗、新形態で出店模索 HISが無人型、旅工房は大学とコラボ
-
パンデミックと旅行のギャンブル
-
Relux創設の篠塚氏、令和トラベル設立で海外旅行参入 低価格高品質ツアー提供
-
20年度倒産は旅行業15%減、宿泊業70%増に あきらめ倒産の増加危惧
-
3月の客室利用率44.3%、コロナ禍当初から12ポイント増
-
バーテイル、旅行会社のNDC利用支援強化 年内に新機能
-
東商、観光産業のコロナ禍克服へ重点要望 事業者支援の延長など