ITBベルリン開催中止、新型肺炎拡大で当局の要件満たせず
2020.03.09 00:00

3月4日にドイツのベルリンで開催予定だった ITBベルリンが新型肺炎拡大の影響を受けて中止となった。同イベントはメッセ・ベルリンが主催するツーリズム産業で世界最大級の国際博覧会。今年も180カ国以上から1万人を上回る出展者が参加する予定だったが、2月28日に中止を発表した。
メッセ・ベルリンは、ベルリン保険当局が開催要件として提示した項目をすべて満たすことができないとし、中止を決めた。要件には、リスク地域に指定した国からの参加を認めないこと、参加者は同地域の人と接触していないことを証明する必要があることが盛り込まれていた。
また、4月にムンバイで開催予定だった ITBインドも21年に延期。5月に上海で予定していた ITBチャイナも延期が決まっている。
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