ホテル料金は顧客属性ごとの設定に?インターコンが試験導入
2019.03.18 19:14

インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(IHG)は予約システム「ゲスト・リザベーション・システム(GRS)」の開発の第2段階に入った。アマデウスが過去4年にわたり開発している予約システムで、主に収益管理と最適価格設定の洗練化を目指す。同システムは、IHGのクラウドベースのホテルテクノロジープラットフォーム「IHGコンチェルト」の中に位置づけられる。
第2段階では、宿泊客の属性に沿った価格設定を可能にする属性価格設定システムが試験的に導入される。属性価格はロイヤリティー会員のみに適用されるため、直販を増加させる効果が期待されている。
この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「IHG pilots attribute pricing as next stage of reservation system kicks in」
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