2022年3月14日号>ツーリズムのグラスゴー宣言 気候変動対策が本格始動
2022.03.13 00:00
昨年11月、グラスゴー宣言として脱炭素に向けた観光産業の公約が示されました。
CO2排出量を30年までに半減、50年までに実質ゼロにする目標に向けた議論が今後さまざまな局面で本格化する見通し。
後れを取る日本でも事業者や地域の対応が急務となります。
JTBグループが本腰を入れる背景には、海外のみならず国内でもビジネスの現場でSDGs対応が取引の前提条件として求められている状況があります。
誰かがやり始めるとそれにならう流れが急速に生まれる業界内の波及効果に期待します。
【特集】
*ツーリズムのグラスゴー宣言
気候変動対策が本格始動
昨年11月に開催された国連の気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)で、観光分野の気候変動対策に関する宣言が採択された。開催地にちなみ、グラスゴー宣言と呼ばれるその内容は、観光産業にとって極めて重要なマイルストーンとなる。
▽グラスゴー宣言を読み解く
中島泰(公益財団法人日本交通公社観光地域研究部環境計画室長・上席主任研究員)
▽図解 観光産業の現状とネットゼロへのロードマップ
▽JTBグループの戦略
▽経営者の視点
井上ゆき子(チェルカトラベル代表取締役社長/一般社団法人JARTA副代表理事)
論文
*わが国地方空港における航空路線開発のメカニズムについての理論的考察(後編)
遠藤伸明(東京海洋大学海洋工学部教授)
注目のニュース
ロシア軍事侵攻、観光にも影
若者の車離れ、沖縄の課題に
故郷探しの旅に関係人口の糸口
5空港で日本人出国プラス
誌上セミナー
*海外の観光地域づくり
『持続可能性と地域経済』
コラム
*視座 永山久徳(下電ホテルグループ代表)
*SCRAP ニュースに見る海外の旅行ビジネストレンド
*観光経営の未来シナリオ 清水泰志(ワイズエッジ代表取締役)
*トラブル処方箋 小池修司弁護士がアドバイス
*山田静のツレヅレナルママニ
*ビジネスパーソンの日々雑感 鎌田由美子
関連キーワード
カテゴリ#バックナンバー#新着記事
-
?>
-
2025年1月27日号>訪日4000万人時代の評価 産業界の地位は上がったか
?>
-
2025年1月20日号>キーワードで占う2025年2025年 大阪・関西万博からグリーンウオッシュまで
?>
-
2025年1月6・13日号>ツーリズムのリーダー論 誰が産業界を牽引するのか
?>
-
2024年12月23・30日号>ニュースで振り返る2024年 円安がもたらした正と負のインパクト
?>
-
2024年12月16日号>ナイトライフ復活なるか 東京の夜をもっと楽しく
?>
-
2024年12月9日号>奮闘する地銀 観光分野で増す存在感
?>
-
2024年12月2日号>廃校へ行こう! 地域の思いが詰まった空間へ
?>
-
2024年11月25日号>次はDMCの時代? 整備に向かう地域、その役割とは
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
旅行取扱額で19年超え企業、11社に拡大 10月実績 海外旅行は7割まで回復
-
キーワードで占う2025年 大阪・関西万博からグリーンウオッシュまで
-
「海外旅行は国の大きな課題」 JATA髙橋会長、回復へ政策要望
-
肩書インフレという時代
-
観光産業底上げに国際機関が重要 PATA日本支部、活動を再び積極化
-
『日経トレンディ2025年1月号 大予測2030-2050』 勝負を決めるのは人間
-
旅行業の倒産、24年は低水準 零細企業中心に22件 すべて消滅型
-
海外旅行市場、若年女性がけん引 25年の実施意向トップ 国内旅行でも顕著
-
ビッグホリデー、「旅行商社」を標榜 販売店との共栄へ新事業 まず介護タクシー旅行
-
OTOAが5年ぶり新年会 海外旅行回復や支払い改善促進に期待