亀岡市で観光活性化事業、地域一体で周遊型の仕組みづくり

2021.10.25 00:00

 京都府亀岡市や交通事業者などが主体となって展開する観光活性化プロジェクト「KITTO MOTTO(きっともっと)亀岡」が始まった。地域が一体となって観光客の受け入れ体制を構築し、周遊型・滞在型観光の仕組みづくりを推進する。

 12月までの期間中、保津川渓谷の幻想的な夜景が楽しめる嵯峨野トロッコ光の幻想列車を運行する。また、保津川下りの特別便の運航のほか、eスポーツやナイトタイムイベントなどを多数実施。亀岡周遊パスを使って市内を巡ることで、市の魅力を再発見できるようにした。

 コロナ後を見据え、地域交通事業者の連携実証や観光拠点のネットワーク化も予定している。今回は関西地域のマイクロツーリズム需要が主ターゲットだが、将来的には国内外から広く受け入れることを目標としている。

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