沖縄への修学旅行、20年8割減 コロナ禍で中止・延期相次ぐ
2021.09.27 00:00
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沖縄県によると、新型コロナウイルスの影響により20年に沖縄へ修学旅行を実施した学校は前年比83.5%減・395校、人数は82.8%減・7万414人となった。11年に2686校・45万1550人で過去最高を記録して以降、年間40万人台で推移していたが、調査開始以来最大の落ち込みを記録した。
内訳は高校が344校(78.8%減)・6万4993人(79.0%減)、中学が39校(94.6%減)・4822人(95.0%減)。コロナ感染が広がり始めた3月が1校にとどまったのを皮切りに中止・延期が相次ぎ4~9月はゼロとなった。発地別で1位の東京都(61校・1万3504人)、2位の大阪府(40校・8732人)とも、学校数で約200校、人数で3万人以上減少した。21年度も「1347校の受け入れ予定はあるものの4~8月の実績は26校。コロナの収束等も絡み予測は難しい」(観光振興課)。
日本修学旅行協会によると、沖縄県は平和学習やマリンスポーツ体験が実施できることで、高校の修学旅行先として常にトップの座に就いている。
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