日本国際クルーズ協議会が発足 外国船や旅行会社加盟、事業再開へ一丸
2021.06.21 00:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2021/06/people-2569234_640.jpg)
日本を発着・寄港する国際クルーズの振興に寄与することを目的に、日本国際クルーズ協議会(JICC = Japan International Cruise Committee)が発足した。正会員は外国船9社12ブランド、準会員にはGSA・旅行会社など21社が参画する。会長にカーニバル・ジャパンの堀川悟代表取締役社長、副会長にはシルバーシークルーズの糸川雄介日本・韓国支社長が就任。事務局をみなと総合研究財団内に置いた。
昨年に立ち上げた勉強会が母体となった。日本での国際クルーズはコロナ禍により運休が続いているが、1日も早い再開を目指す。邦船とも協力し、会員各社の感染予防対策を徹底するとともに、全国の港湾管理者など関係者や利用者に向けて安心・安全なクルーズの周知を図る。日本周辺における新たなクルーズの開発にも取り組む。
これらの活動を通じて、21年中に日本発着クルーズの再開、22年に日本寄港を再開させ、23年にはクルーズ人口を19年と同水準に戻すことを目標にしている。国土交通省とも連携し、アウトバウンド・インバウンド双方のクルーズの活性化に取り組む。
【あわせて読みたい】国内クルーズ再開、まず短期から 訪日クルーズ途絶え、20年12.6万人
カテゴリ#観光・旅行業経営#新着記事
アクセスランキング
Ranking
-
釜石市、持続可能な観光でまた称号 日本初のゴールド賞 鍵は地域のマネジメント
-
米国、グローバルエントリープログラムを本格運用へ 東京・大阪の面接会に参加多数
-
6月の客室利用率は前年割れ 閑散期と単価重視が影響
-
ファーイースト・ホスピタリティ、日本で3軒目のホテル運営開始 3倍の2000室に拡大へ
-
日本籍船のディズニークルーズ誕生へ オリエンタルランド参入で市場に活気
-
競争入札と談合 成長領域の落とし穴
-
日本でも金融×旅行の流れ 三井住友カード、外資系OTAと提携
-
ベルトラ、韓国大手OTAと提携 インターパークに訪日商品供給
-
『奏で手のヌフレツン』 壮大な神話のような読了後の満足感
-
ニューカレドニア観光局が休局 情勢不安で打撃 日本の回復も遅く