主要旅行業者の3月取扱額22.5%増 国内が牽引、19年比では65%減
2021.06.14 00:00

観光庁がまとめた3月の主要旅行業者46社の総取扱額は前年同月を22.5%上回る1581億1211万円となった。国内旅行が63.3%増の1489億6713万円と伸び、全体を押し上げた。新型コロナウイルスの感染拡大以降、プラスになるのは初めて。ただし、19年同月比では65.2%減と回復には至っていない。
海外旅行は79.5%減の65億3244万円、外国人旅行は55.6%減の26億1253万円だった。海外は19年に比べると96.4%減で、募集型企画旅行はゼロだった。
企業別では、13社が前年同月を上回った。国内旅行や海外業務渡航の年度末需要を主に取り込んだところが伸びたとみられる。ただし、19年同月比でプラスは国内の取り扱いが拡大傾向にある富士急トラベル(30.0%増)のみだった。
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