2021年5月31日号>地域に寄り添う人材づくり 関係構築とマインドセット
2021.05.30 00:00
コロナ下で首都圏の大手旅行会社や航空会社が成長領域の地域振興事業を強化する動きがいっそう活発になってきました。
手法の1つが人材の派遣。
地域側にとってもよそ者の視点は重要ですが、これまでの負の経験から「目先の利益取り」などと苦言や懐疑的な声があることも事実です。
真に寄り添い歓迎されるためにはどんな行動が求められるのか。
自ら地域に深く入り込み試行錯誤してきた実践者たちの助言から見えてきたキーワードは「仲間」。
字面どおりシンプルで、字面以上に深いテーマです。
【特集】
*地域に寄り添う人材づくり
関係構築とマインドセット
旅行関連事業者が相次ぎ地域振興事業を強化している。成長領域として期待を集めていたところにコロナ禍が後押しし、動きがより活発化した。そうした動きの中で最近目立つのが地域に社員を送り込む密着スタイル。しかし、地域コミュニティーとの関係構築は一筋縄ではいかない。地域に寄り添う人材づくりが鍵を握る。
▽増加する地域への人材派遣
▽地域との関係構築の鍵
井上貴至(内閣府地方創生推進事務局参事官補佐)
▽地域の視点
井上弘司(地域再生診療所所長)
井口智裕(雪国観光圏代表理事/いせん代表取締役)
▽地方創生担当の挑戦と実践
板村康(ウィラー地方創生チーム プランニング・リーダー)
注目の事例
*JR東日本の駅たびコンシェルジュ
旅行販売拠点から発信・案内拠点へ
注目のニュース
KNT-CT、債務超過解消へ構造改革
旅行営業所の管理者常駐不要
東急、付加価値で定期客減に歯止め
4月の客室利用率39.7%
誌上セミナー
*今日からできる120%予算達成術
『真の地域密着型観光業を目指せ』
コラム
*視座 荒木篤実(パクサヴィア創業パートナー)
*SCRAP ニュースに見る海外の旅行ビジネストレンド
*ツーリズムの世界史 鳥尾克二
*黒須靖史のミステリーショッパー
*三浦雅生弁護士が答えるよろず相談
*山田静のツレヅレナルママニ
*ビジネスパーソンの日々雑感 板村康
関連キーワード
カテゴリ#バックナンバー#新着記事
-
?>
-
10月21・28日号>地域の名物が変わる 気候変動と逆手の戦略
?>
-
2024年10月14日号>トラベルリテラシー 旅する力を育てよう
?>
-
2024年10月7日号>クールジャパン再起動 崖っぷちからの脱出
?>
-
2024年9月30日号>ノンアル旅でいこう 高まる健康志向と消費の変化
?>
-
2024年9月23日号>東南アジアに熱視線 変わる日本の立ち位置
?>
-
2024年9月16日号>いまこそ知りたい世界遺産 持続可能なツーリズムのために
?>
-
2024年9月9日号>来たれ!クルーズブーム 日本船建造ラッシュをてこに
?>
-
2024年9月2日号>わたしのターニングポイント 不確かな時代に立つ産業人に向けて
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
水上温泉、3年目の廃墟再生マルシェに4400人 旧一葉亭の施設生かし
-
日米観光交流年で旅行企画コンテスト、父と息子の宇宙旅が大賞 シンポジウムで需要回復議論も
-
『ポトスライムの舟』 夢を買う側に思いをはせて
-
韓国パラダイスシティ、日本からのMICE誘致に注力 初のイベントで訴求
-
「観光が怪物にならないために」 JARTAが警鐘 産業に自覚と責任促す
-
トラベルリテラシー 旅する力を育てよう
-
さとゆめ・HIS、新事業が本格始動 まず4自治体と協定 人口2000人規模の村など
-
訪日消費の詳細データ開放 観光庁、企業やDMOの戦略策定に
-
8月の免税売上高、伸び鈍化 購買客数も成長率40%台に
-
地銀の相互観光誘客、連携が拡大 3行で瀬戸内ツアー 地場産業に光