主要旅行業者の10月取扱額65.7%減、GoTo東京追加で国内大幅改善
2021.01.18 00:00

観光庁がまとめた10月の主要旅行業者47社の総取扱額は前年同月比65.7%減の1556億193万円となった。9月に比べ13.2ポイントの改善。GoToトラベルキャンペーンの対象に東京発着の旅行が加わったことで、国内旅行が38.7%減の1512億5270万円と落ち込みが縮小した。一方で、海外旅行は出入国制限の影響により97.9%減の36億5428万円、外国人旅行も97.6%減の6億9494万円と壊滅的な状況が続いている。
企業別では、富士急トラベルが総取扱額15.3%増と唯一プラスとなった。同社のプラス成長は2カ月連続。国内旅行のみでは各社とも回復が見られ、富士急のほか、阪急交通社(8.4%増)、旅工房(65.3%増)、三越伊勢丹ニッコウトラベル(12.3%増)が増加に転じた。
【あわせて読みたい】主要旅行業者の9月取扱額78.9%減 主要旅行業者の8月取扱額86.3%減
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