主要旅行業者の9月取扱額78.9%減、GoTo効果で国内改善 富士急が唯一プラス
2020.12.07 00:00

観光庁がまとめた9月の主要旅行業者48社の総取扱額は、前年同月比78.9%減の919億4384万円となった。出入国制限に伴い、海外旅行は98.3%減の30億5070万円、外国人旅行は97.3%減の5億702万円と大幅減が続いている。国内旅行は62.8%減の883億8611万円で、GoToトラベルキャンペーンの効果で8月から13.5ポイント改善した。
企業別では、各社とも国内旅行の回復が目立った。なかでも富士急トラベルは6.4%増で、総取扱額も3.1%増と唯一プラスとなった。同社によると、昨年9月に開始した富士急グループのアトラクション施設のオンライン予約や、高速バスとのセット商品の拡充が功を奏しているという。このほか、ジェイアール東海ツアーズが49.2%減と回復が目立った。
【あわせて読みたい】主要旅行業者の8月取扱額86.3%減 GoToトラベルの3カ月
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