2020年11月23日号>無連絡キャンセル問題 宿泊施設の防衛策を考える

2020.11.22 00:00

 創業200年超の熱海・古屋旅館はノーショー対策として、電話予約を廃止し、事前のカード決済を伴うネット予約に全面移行したといいます。

 老舗温泉旅館の決断だけにさぞやハレーションも大きかったのではと思われますが、「この決断は100%正しかった」と内田宗一郎代表は明快です。

 特集は無連絡キャンセル、いわゆるノーショー問題について考えました。

 余談ですが、先日、問い合わせフォームから来社の約束をしていた方が現れないことがありました。その後も無連絡。こんなノーショーも困りものです。

【特集】
 *無連絡キャンセル問題
  宿泊施設の防衛策を考える

 宿泊施設はかねてからノーショー、いわゆる無連絡キャンセルに頭を悩ませてきた。しかしこのほど、栃木県で旅館のノーショー被害に対し損害賠償の支払いを命じる判決が下された。一石が投じられた形のノーショー問題について、あらためて考えたい。

  ▽宿泊施設は悩んでいる
  ▽宿泊施設の防衛策
   内田宗一郎(古屋旅館代表取締役)
  ▽ノーショー問題を考える
   永山久徳(下電ホテルグループ代表取締役社長)
   井門隆夫(高崎経済大学地域政策学部教授)
   三浦雅生(弁護士)


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