神奈川県、新形態の観光商談会にREMO活用 MICEやツアーに導入も
2020.10.19 00:00
神奈川県観光魅力創造協業会は10月13日、「神奈川県観光商談会」をオンラインで開催した。県内の観光事業者と旅行会社各29社が参加。従来はインバウンド向けの商談会だったが、今年は国内旅行も対象に含めた。
商談会は事前マッチング形式で、使したのはオンライン上でバーチャルイベント会場を提供するウェブ会議システム「REMO(リモ)」。各テーブルに分かれ、同じ卓に座っている人とだけ通話が可能で、各テーブルは自由に行き来ができる仕組み(写真)。
県にリモ導入を促した横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)営業推進部の大村正英営業開発担当部長は、「リアルで開催する時もリモなどのオンラインシステムを併用することで、会議の付加価値となる」と話し、新ツールの導入に手応えを示した。
また、神奈川県国際観光課の神田辰明インバウンド観光担当課長は、商談会以外にも、オンラインツアーによるプロモーションやハイブリッド形式の観光などへの活用に期待を示した。
カテゴリ#地域の観光#新着記事
キーワード#MICE#新着記事
キーワード#REMO#新着記事
キーワード#パシフィコ横浜#新着記事
キーワード#神奈川県#新着記事
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
水上温泉、3年目の廃墟再生マルシェに4400人 旧一葉亭の施設生かし
-
『ポトスライムの舟』 夢を買う側に思いをはせて
-
日米観光交流年で旅行企画コンテスト、父と息子の宇宙旅が大賞 シンポジウムで需要回復議論も
-
「観光が怪物にならないために」 JARTAが警鐘 産業に自覚と責任促す
-
韓国パラダイスシティ、日本からのMICE誘致に注力 初のイベントで訴求
-
トラベルリテラシー 旅する力を育てよう
-
訪日消費の詳細データ開放 観光庁、企業やDMOの戦略策定に
-
8月の免税売上高、伸び鈍化 購買客数も成長率40%台に
-
さとゆめ・HIS、新事業が本格始動 まず4自治体と協定 人口2000人規模の村など
-
地銀の相互観光誘客、連携が拡大 3行で瀬戸内ツアー 地場産業に光