韓国の21年観光予算10.1%増、産業再生へ融資支援やベンチャー育成
2020.09.21 00:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2020/09/business-5475283_1920_R.jpg)
韓国政府は21年度観光部門予算を前年比10.1%増に編成した。新型コロナウイルスの感染拡大で疲弊した観光産業の再生を図る方針だ。
9月1日の閣議を通過した政府予算・基金運営計画案によると、文化体育観光部の予算案は前年比3470億円増の6兆8273億ウォン。文化体育観光部は「新しい生活様式を生きる国民の安定的な文化生活のために新規事業を積極的に発掘し、観光・文化芸術・スポーツなど被害を受けた業界の早期回復をサポートする」と説明した。
このうち観光部門予算は前年比1368億ウォン(10.1%)増の1兆4859億ウォンで、文化体育観光部全体予算の21.8%。主な項目は、観光産業融資サポート6000億ウォン、観光事業の創業支援やベンチャー育成751億ウォン、都市観光と産業観光活性化399億ウォン、スマート観光の活性化246億ウォン、高品質観光基盤造成167億ウォン、韓国観光コンテンツ204億ウォンなど。
旅行・宿泊業への支援を強化するため、20年5500億ウォンの観光振興開発基金融資を6000億ウォンに拡大した。949億ウォン規模で雇用創出予算も編成した。
韓国旅行新聞9月3日
カテゴリ#観光政策#新着記事
キーワード#観光予算#新着記事
アクセスランキング
Ranking
-
釜石市、持続可能な観光でまた称号 日本初のゴールド賞 鍵は地域のマネジメント
-
米国、グローバルエントリープログラムを本格運用へ 東京・大阪の面接会に参加多数
-
6月の客室利用率は前年割れ 閑散期と単価重視が影響
-
ファーイースト・ホスピタリティ、日本で3軒目のホテル運営開始 3倍の2000室に拡大へ
-
日本籍船のディズニークルーズ誕生へ オリエンタルランド参入で市場に活気
-
競争入札と談合 成長領域の落とし穴
-
日本でも金融×旅行の流れ 三井住友カード、外資系OTAと提携
-
ベルトラ、韓国大手OTAと提携 インターパークに訪日商品供給
-
『奏で手のヌフレツン』 壮大な神話のような読了後の満足感
-
ニューカレドニア観光局が休局 情勢不安で打撃 日本の回復も遅く