4月の客室利用率18.5%、GW含め半数地域で1割台 外出自粛と休業響く
2020.05.25 00:00

全日本シティホテル連盟(JCHA)に加盟する124ホテルの4月以降の平均客室利用率は、前年同月を68.4ポイント下回る18.5%となった。ゴールデンウイーク(GW)を含む5月8日までの速報値。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い政府が全国に緊急事態宣言を発令し、外出自粛が本格化したことや休業による影響が如実に表れ、かつてない記録的な数字となった。
全国10地域のうち、関東、東海、北陸、近畿、九州が軒並み10%台となった。東海が14.2%とワースト。最も高い東北でも39.3%だった。
2大都市圏を見ると、東京都が78.1ポイント減の16.1%。大阪府はさらに厳しく79.9ポイント減少し、利用率はわずか8.9%にとどまった。
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