オーストリア観光局、日本事務所開局50周年 24年は記念イヤー尽くし
2024.06.28 14:41
オーストリア政府観光局は1974年に日本事務所を開設してから今年で50周年の節目を迎え、先ごろ旅行業関係者を招いて記念レセプションを行った。当日は歴代の職員も多く出席するなか、ニコル・キルヒマイヤー日本局長は「25年にかけて現地では多くのイベントを予定しており、旅行会社とも連携して観光促進を図っていきたい」とあいさつした。
今年はオーストリア・アルプスの地方都市で初めてバート・イッシュル/ザルツカンマーグートが欧州文化首都に選定され、年間を通じてさまざまな文化・芸術プログラムが行われる。そのほか、クラシック音楽の巨匠アントン・ブルックナーの生誕200周年、ベートーヴェン「交響曲第9番」初演から200周年、ヨハン・シュトラウス2世のオペレッタ「こうもり」初演から150周年など、音楽にまつわる記念の年となる。
現在同局では旅行会社向けに、ウェブサイトや商品パンフレットに掲載できる開局50周年記念ロゴの提供をはじめ、ツアー購入者向けにオリジナルトートバッグの進呈などインセンティブを用意している。
現在5人体制のオーストリア政府観光局。中央がキルヒマイヤー日本局長
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