今治・しまなみに地域通訳案内士 市が育成 サイクリングの知識習得促す
2024.06.17 00:00
愛媛県今治市は「今治・しまなみ地域通訳案内士」を育成する。対象エリアは市全域としまなみ海道沿線。育成計画が観光庁の同意を得た。
地域通訳案内士は、特定の地域において、その固有の歴史・地理・文化など現地情報に精通し、自治体が行う研修を受講して登録を受けた者。愛媛県内では初となる。サイクリングなどを楽しむために訪れる外国人旅行者の増加を受け、サイクリングに必要なマナーやルールの知識を有する質の高い通訳ガイドの育成を目指す。
語学、ホスピタリティー、地域の歴史・地理・文化に加え、サイクリングの研修(3時間)を設定した。6月から募集を開始し、約4カ月間の研修を経て、12月に登録の予定。市は旅行業者などにも情報を提供し、地域通訳案内士の活用を促進する。
カテゴリ#インバウンド#新着記事
キーワード#インバウンド#新着記事
キーワード#ガイド#新着記事
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
水上温泉、3年目の廃墟再生マルシェに4400人 旧一葉亭の施設生かし
-
『ポトスライムの舟』 夢を買う側に思いをはせて
-
日米観光交流年で旅行企画コンテスト、父と息子の宇宙旅が大賞 シンポジウムで需要回復議論も
-
「観光が怪物にならないために」 JARTAが警鐘 産業に自覚と責任促す
-
トラベルリテラシー 旅する力を育てよう
-
東急、歌舞伎町でヲタクカルチャー体験 ポップカルチャーの聖地に 訪日客がターゲット
-
地域の名物が変わる 気候変動と逆手の戦略
-
8月の免税売上高、伸び鈍化 購買客数も成長率40%台に
-
訪日消費の詳細データ開放 観光庁、企業やDMOの戦略策定に
-
さとゆめ・HIS、新事業が本格始動 まず4自治体と協定 人口2000人規模の村など