2月の平均客室利用率80% ANHA調査 インバウンド好調で東京90%
2024.03.25 00:00
全日本ホテル連盟(ANHA)に加盟する114ホテルの2月の平均客室利用率は80.0%となった(速報値)。全国旅行支援が展開されていた前年同月を1.9ポイント上回った。ANHAによると、受験シーズンで学生の宿泊需要が伸びたほか、中華圏の春節(旧正月)休暇で中国人の利用が大きく影響した。
全国10地域のうちプラス成長は北海道と関東で、これら2地域のみが80%台だった。訪日外国人の需要が旺盛な関東は88.5 % となり、なかでも東京都は90.5%に達した。同じ大都市圏でも大阪府は76.6%で、東京と約14ポイントも開きがある。
40%台にとどまった中国・四国、60%台の九州は、回答数の少なさに起因するとしている。
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