宿泊業の倒産、1月は5件 すべてコロナ禍に起因 旅行業は1件
2024.02.19 00:00
東京商工リサーチの調べによると、1月の宿泊業の倒産は5件で負債総額は31億3100万円となった。前年同月に比べ1件の増加で、2カ月連続で増えた。いずれもコロナ禍に起因しており、長年の経営不振によるしわ寄せや販売不振が響いた。
負債総額は23億4600万円増えた。「ホテルニューオウミ」などを運営するエッチ・エヌ・オーが負債約11億円に上ったほか、5億円以上10億円未満も2件あった。
一方、旅行業の倒産は2件減の1件にとどまり、6カ月ぶりに前年同月を下回った。負債総額は2000万円。
カテゴリ#観光・旅行業経営#新着記事
キーワード#ホテル・旅館#新着記事
キーワード#倒産#新着記事
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
水上温泉、3年目の廃墟再生マルシェに4400人 旧一葉亭の施設生かし
-
『ポトスライムの舟』 夢を買う側に思いをはせて
-
日米観光交流年で旅行企画コンテスト、父と息子の宇宙旅が大賞 シンポジウムで需要回復議論も
-
「観光が怪物にならないために」 JARTAが警鐘 産業に自覚と責任促す
-
トラベルリテラシー 旅する力を育てよう
-
東急、歌舞伎町でヲタクカルチャー体験 ポップカルチャーの聖地に 訪日客がターゲット
-
地域の名物が変わる 気候変動と逆手の戦略
-
8月の免税売上高、伸び鈍化 購買客数も成長率40%台に
-
訪日消費の詳細データ開放 観光庁、企業やDMOの戦略策定に
-
さとゆめ・HIS、新事業が本格始動 まず4自治体と協定 人口2000人規模の村など