タクシー配車から飲食店予約まで 白馬村がアプリで回遊促進
2024.01.15 00:00
長野県白馬村で、観光客や住民の交通の利便性を高めるアプリ「HAKUBA DO」が導入された。BIPROGY(旧日本ユニシス)の地域活性化DXサービス「L-PASS」を活用した。AI(人工知能)を使ったオンデマンドの「白馬ナイトデマンドタクシー」の予約が可能になる。運行は17~23時。
タクシーはAIが提案する最適なルートで走行し、配車、飲食店の事前予約、小売店への送客も可能だ。観光客は1回500円。住民はマイナンバーカードとの連携により、2月末まで3000円で何度でも利用できる。
産官学の共創モデル事業「チャレンジ白馬」の一環。アルピコタクシーなど地元の交通事業者や飲食店予約システムのテーブルチェックなどが参画している。課題となっているタクシー不足解消と地域内の回遊促進を図る。混雑の解消や宿泊スタッフの業務負担の軽減につなげる狙いもある。
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