9月の百貨店外客売上高326億円、コロナ前の3.6倍に 過去3番目の高さ
2023.11.13 00:00
日本百貨店協会によると、協会に加盟する88店舗の9月の訪日外国人免税売上高は前年同月比255.6%増の約326億6000万円となった。調査を開始した14年10月以降で3番目に多い。19年同月比では29.3%増。7月にコロナ禍前を上回って以来、伸び率が月を追うごとに上昇している。
購買客数は約32万人で、前年同月の約11倍を数えた。1人当たりの購買単価は68.7%減の約10万2000円と一時期の高止まりから平常に戻ったが、10万円台を2カ月連続で維持した。
売上高を品目別に見ると、ラグジュアリーブランドなど一般物品が245.1%増の約284億円。これに対し、化粧品や食品など消耗品は346.1 % 増の約42億6000万円だった。
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