西鉄、サイクルバス運行開始 分解せず自転車積み込み イベントで活用見込む
2023.04.03 00:00
西日本鉄道は自転車を分解せずに車内に持ち込める貸切バス「CYCLE CARGO」の運行を開始した。23年は九州各県でサイクルロードレース「ツール・ド・九州」をはじめとした多くのサイクルイベントが開催される予定で、既存の貸切バスをサイクリング利用に特化したバスに改造した。
車内の前方が自転車積載部で、自転車を最大18台積み込める。後方の乗客用座席は21人まで乗車可能。通常の座席配置から座席を回転させてサロン席に変更できる。広いトランクルームも完備した。同社によると、サイクルバスは九州では初めて。
車両の導入に当たっては福岡県の助成制度を活用した。サイクリング需要の高まりに合わせ、関連イベントなどで幅広く活用できる交通手段を提供し、サイクルツーリズムの推進に貢献する。
カテゴリ#地域の観光#新着記事
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
水上温泉、3年目の廃墟再生マルシェに4400人 旧一葉亭の施設生かし
-
『ポトスライムの舟』 夢を買う側に思いをはせて
-
日米観光交流年で旅行企画コンテスト、父と息子の宇宙旅が大賞 シンポジウムで需要回復議論も
-
「観光が怪物にならないために」 JARTAが警鐘 産業に自覚と責任促す
-
韓国パラダイスシティ、日本からのMICE誘致に注力 初のイベントで訴求
-
トラベルリテラシー 旅する力を育てよう
-
訪日消費の詳細データ開放 観光庁、企業やDMOの戦略策定に
-
8月の免税売上高、伸び鈍化 購買客数も成長率40%台に
-
さとゆめ・HIS、新事業が本格始動 まず4自治体と協定 人口2000人規模の村など
-
地銀の相互観光誘客、連携が拡大 3行で瀬戸内ツアー 地場産業に光