1月の客室利用率68.2% ほぼコロナ前に回復 旅行支援やインバウンド貢献
2023.02.27 00:00
全日本ホテル連盟(ANHA)に加盟する118ホテルの1月の平均客室利用率は、前年同月比14.3ポイント増の68.2%となった(速報値)。確定値で上昇する傾向にあるため、コロナ禍前の19年同月(71.3%)と同じ水準に回復したとみることができそうだ。
全国10地域中、東北・中国・四国を除く7地域でプラス成長となった。ANHAによると、1月10日から全国旅行支援が再開され、高稼働のホテルが比較的多く報告された。ただ、昨年の支援割での集客に比べると鈍化したホテルが多かったという。北日本を中心に大寒波の影響で稼働が伸び悩んだホテルもあった。
関東と近畿が70%台。韓国・香港・台湾の訪日客の利用が多かった東京都と大阪府がけん引した。
【あわせて読みたい】12月の客室利用率78.7% 3地域が80%超え 関東・近畿は訪日客が貢献
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