日本人の国内旅行消費、5兆円台回復 7~9月2.3倍 旅行者も1億人台
2022.11.28 00:00
観光庁によると、7~9月の日本人国内旅行消費額(速報値)は、前年同期比131.0%増の5兆3359億円となった。前年同期を上回るのは21年10~12月期から4期連続。行動制限が3月までで解除されたことを受けて、4~6月期から2期連続で2倍以上の伸びとなった。また、19年10~12月期以来の5兆円台を回復した。
このうち宿泊旅行は135.9%増の4兆2166億円で、4~6月期に続いて2倍を超える伸びとなり、19年4~6月以来の4兆円台を記録した。日帰り旅行も113.3%増の1兆748億円となり、19年10~12月期以来の1兆円台に回復した。
延べ旅行者数は90.0%増の1億2608万人。4~6月期に続く1億人台で、20年1~3月期以降で最も多く、コロナ禍前の19年1~3月期の1億2077万人を上回った。宿泊旅行は93.3%増の6962万人、日帰り旅行は86.2%増の5646万人となった。
1人1回当たりの旅行支出は21.6%増の4万2322万円で21年4~6月期からプラスが続く。宿泊旅行は22.1%増の6万1208円と4~6月期に続いて2桁の伸び。日帰り旅行は14.6%増の1万9036円と4~6月期のマイナスからプラスに転じた。
【あわせて読みたい】宿泊旅行が大幅回復、4~6月の国内旅行消費2.4倍 空の移動増え
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