9月の客室利用率71.2% 関東・近畿が回復 台風でばらつき
2022.10.17 00:00

全日本ホテル連盟(ANHA)に加盟する126ホテルの9月の平均客室利用率は、前年同月比21.0ポイント増の71.2%となった。速報値としては今年に入り最も利用率が高く、伸び率も8月の14.9ポイント増からさらに拡大するなど、回復が進んでいる。
ただし、台風の影響により、地域によってばらつきがみられた。中国と九州が50%台にとどまり、四国はわずか1桁台。3連休が続く曜日配列だったが、集客は期待には届かなかったようだ。一方、これまで需要の戻りが鈍かった関東と近畿は前年の40%台から一気に70%台まで回復した。最も利用率が高かったのは、北陸の79.4%。
ANHAによると、県民割の予約が好調で、訪日外国人客も増えているという。
【あわせて読みたい】8月の客室利用率70.6% 北陸・近畿が大幅改善 行動制限なく
カテゴリ#観光統計#新着記事
キーワード#ホテル・旅館#新着記事
アクセスランキング
Ranking
-
ニセコ、訪日客の寄付金で課題解決へ 返礼品に体験型ご当地ギフト
-
訪日客増、石川で顕著も能登復興遠く 観光庁が復興計画を支援 地域の意向反映
-
客室利用率、東阪で明暗 12月速報値 10ポイント以上の開き
-
観光政策と気候行動の統合 バクー宣言が意味するもの
-
地銀2行、静岡・山梨周遊促進で連携 まずフィリピンの富裕層に照準
-
24年の国際旅行者は14億人 コロナ前に回復 フランス1億人超
-
『赤と青のガウン オックスフォード留学記』 プリンセスの体験談がめっぽう面白い
-
国際会議誘致・開催貢献賞に福岡市や岐阜市 JNTOが9件選出
-
HISと子会社、雇調金64億円返還へ 誤りと虚偽申請で 矢田社長「理解と指導が不足」
-
東京観光公式サイトでチケット販売 歌舞伎や文化体験など 1週間先の公演も