ヒルトンが宇宙ステーションの客室開発 「長期滞在をより快適に」
2022.10.17 00:00

ボイジャー・スペースは、計画中の自由飛行商業宇宙ステーション「スターラブ」の公式ホテルパートナーとしてヒルトンと提携した。ヒルトンは共有エリアや宇宙飛行士の客室などの設計と開発を支援する。同社は「宇宙での人間の経験を再考し、長期滞在をより快適にするのに役立つ」と述べている。
ヒルトンのクリス・ナセッタ社長兼最高経営責任者(CEO)は、「宇宙での発見は地球上の生命にプラスの影響を与えてきた。当社はこのユニークな環境を利用して、人々がどこへ旅行してもゲストの体験を向上させる機会を得ることになる」と述べている。
ボイジャー・スペースのディラン・テイラー会長兼CEOは、「ボイジャーとヒルトンは人類の未来に向けた革新的なソリューションの創出に真剣に取り組んでおり、提携は快適さを重視した宇宙探査と居住の可能性への新たな扉を開く」としている。
この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「HILTON TO DESIGN HOSPITALITY SUITES FOR VOYAGER’S STARLAB SPACE STATION」
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