大分県別府市と佐伯市、周遊促進で連携 観光客の偏り解消へ
2022.09.26 00:00
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大分県佐伯市は「別府から佐伯いこうキャンペーン」を実施している。別府市の年間観光客830万人に対し、佐伯市は130万人。県内の観光の偏りを解消するため、別府に宿泊した旅行者に佐伯で使える3000円分の食事券を提供し、佐伯への観光を促進する。
キャンペーンを告知する新聞広告のキャッチコピーは「いっつも別府ばっかりなんだから。」。名物の佐伯寿司の職人が登場し、嫉妬心をチャーミングに訴えながら観光増加を願う姿が描かれている。
両市は20年に地域連携交流の覚書を締結。21年には、別府で温泉、佐伯で海鮮を楽しむ観光ルートを打ち出し、周遊を促してきた経緯がある。県最南端に位置する佐伯市は県内一の漁獲量を誇り、年間約350種類以上の海の味覚が楽しめる。
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