<PR>旅のサブスクでグアム復活に弾み 福岡線再開機にGVBとHafHがタッグ
2022.09.05 00:00
福岡/グアム線の運航再開にあわせ、グアム政府観光局(GVB)と旅のサブスク「HafH(ハフ)」を運営するKabuK Style(カブクスタイル)は「サブスクでグアムに行こうフェア」を実施した。新型コロナウイルスによる出入国規制緩和を追い風に、新しい旅行スタイルを提供することでグアム観光の早期復活を目指している。
ユナイテッド航空の福岡/グアム線は8月4日に約2年5カ月ぶりに再開し、週2便運航している。これに合わせてGVBとカブクスタイルが8月2日から取り組んでいるのが「サブスクでグアムに行こうフェア」だ。
HafHは19年4月に始まった旅のサブスクリプションサービスで、毎月一定額を払うことで得られるコインを使ってシーズンに関係なく宿泊施設を利用できる。今回のフェアでは初めて、グアムの宿泊施設13軒が追加された。ザ・ツバキタワー、ハイアットリージェンシーグアム、デュシタニグアムリゾート、ロッテホテルグアム、ホテル・ニッコー・グアムなどの施設を同サービスで利用することができる。
また、福岡市の直営施設「HafH Fukuoka THE LIFE」のラウンジではハイビスカスやパッションを使ったオリジナルドリンクを提供するほか、併設する宿泊エリアにはグアムを感じるフラワーアレンジメントを施した特別客室を期間限定でオープン。このほか、HafH会員向けのモニターツアーなども予定している。
カブクスタイルの砂田憲治代表取締役は金融業の出身。「決済ポイントをずらすことで価格が変動するものを定額で提供する」という仕組みを旅行ビジネスに取り入れ、観光や出張目的だけでなく「住む」「働く」「日頃の気分転換」など新しい旅のスタイルを提供している。定額プランは月額2980円から8万3000円まで5種類あり、「ユーザーに伝わりやすい価格帯はどこか」を探っている段階だという。
グアムを含め海外施設の拡大を進めており、8月には150軒が追加され合計約250施設が利用可能になった。砂田代表によると「この時期に海外への需要がどのくらいあるのかと思っていたが、予約開始直後から次々に入ってきている」という。
GVBによると、グアムへの入国は6月12日から、入国時に義務付けられていた新型コロナウイルスの陰性証明書提出が不要となり、ワクチン接種証明の提示だけになったという。日本とグアムを結ぶ航空路線は福岡を含め週23便まで回復した。
GVBのカールT・C・グティエレス局長兼CEOは「座席数の増加とともに旅行者数も増えており、9月末にはコロナ禍前の80%まで回復するのではないか」と展望する。特に福岡線については「九州のハブであり韓国からの利用者も多く、コロナ禍前は週4便で100%近いロードファクターを誇っていた。この状態に早く戻ることを期待している」と話す。
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