6月の客室利用率66.3% 利用目的広がり好調を維持
2022.07.18 00:00
全日本ホテル連盟(ANHA)に加盟する122ホテルの6月の平均客室利用率(速報値)は66.3%となり、前年同月を20.0ポイント上回った。5月実績(71.2%)に比べると4.9ポイント減だが、速報値は概して低く、最終的に5月と同水準になるとみられる。
ANHAは「県民割利用、イベントやコンサートの実施、学生スポーツ団体などによる利用とさまざまな形で伸びてきている」という。旅行会社から訪日旅行に関する問い合わせも入り始め、全体的に動きは良好のようだ。
中国と四国を除く8地域がプラス。東北の73.5%を筆頭に北陸・甲信越の3地域が70%台に乗せた。伸び率では近畿が29.5ポイントの大幅改善。大阪府が32.5ポイント増とけん引した。
【あわせて読みたい】5月の客室利用率65.9% GW好調で26.9ptの大幅増
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