2022年7月11日号>インバウンド再開 コロナ禍を経た変化と課題
2022.07.10 00:00
訪日観光解禁を受け、海外から連日問い合わせが寄せられている旅行会社からはうれしい悲鳴が上がります。
ただ制約だらけの解禁はどこまで潜在需要を引き付けておけるのか。
コロナ後の国際観光市場を狙う誘致競争はとうに始まり、開国が遅れた日本はすでに取りこぼしている事実が明らか。
国内の受け入れ施設も変化しており、コロナ禍前とは違う環境でビジネスを再開せねばなりません。
インバウンドに長年従事してきた帝京大学の吉村久夫教授は戦略を仕切り直す千載一遇の機会と指摘します。
【特集】
*インバウンド再開
コロナ禍を経た変化と課題
6月10日から観光目的の新規入国が認められ、2年以上にわたり停止状態だった訪日旅行が動き出した。ただ、多くの条件が付いた解禁で、ロケットスタートとはいかない。向き合う市場はコロナ禍前とは異なり、国内の受け入れ環境も変化している。
▽訪日観光旅行が解禁
▽観光消費の変化
久保裕一(ジャパンショッピングツーリズム協会企画管理部長)
▽地方への誘客
中村好明(日本インバウンド連合会理事長)
▽インバウンド再開に向けて
吉村久夫(帝京大学経済学部観光経営学科教授)
論文
*イノベーション普及理論からみたLGBTツーリズムの浸透【2】
中嶋真美(玉川大学文学部教授)
注目のニュース
ホームエージェント型代理業を提唱
観光事業者の厳しさくっきり
SDGsの消費者理解と意識低く
外国人入国、3月大幅増加
誌上セミナー
*海外の観光地域づくり
『デジタル世代向けのHP戦略』
コラム
*視座 永山久徳(下電ホテルグループ代表)
*SCRAP ニュースに見る海外の旅行ビジネストレンド
*観光経営の未来シナリオ 清水泰志(ワイズエッジ代表取締役)
*トラブル処方箋 小池修司弁護士がアドバイス
*山田静のツレヅレナルママニ
*ビジネスパーソンの日々雑感 鎌田由美子
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