主要旅行業者の3月取扱額106.7%増 行動制限緩和で国内牽引 JTBと富士急は19年比もプラス

2022.06.13 00:00

 観光庁がまとめた3月の主要旅行業者45社の総取扱額は前年同月比106.7%増の3235億7537万円となった。全都道府県でまん延防止等重点措置が解除され、国内旅行が109.8%増の3088億2366万円と全体を牽引した。19年同月比でも22.6%増。

 海外旅行は85.2%増の125億6989万円。水際対策が緩和され、ワクチン3回接種者がオミクロン株の非指定国から帰国する場合は待機が免除された。ただし、募集型企画旅行の再開には至らず、19年比で92.9%減。外国人旅行は唯一マイナス成長で、16.5%減の21億8181万円にとどまった。

 企業別では43社がプラス成長。JTBと富士急トラベルは19年比もプラスで、国内旅行が下支えして4割伸ばした。

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