4月の客室利用率63.8% 前年比18.5ポイント増 9地域でプラス
2022.05.23 00:00
全日本ホテル連盟(ANHA)に加盟する119ホテルの4月の平均客室利用率(速報値)は63.8%で、前年同月から18.5ポイントの大幅増となった。3月実績との比較では3.8ポイント減。速報値は実績に比べおおむね低いため、今後上昇する可能性があり、1月以降少しずつ上向いているようだ。ANHA は「直近の予約が多く、先の予約にはつながらない様子だが、それでも(改善の)機運は感じられる」としている。
全国10地域のうち、9地域が前年同月を上回った。特に近畿(29.5%)や北陸(23.0%増)、関東(21.9%増)で大幅な改善が見られた。北陸は利用率が76.5%に達し、好調が目立った。一方、唯一マイナス成長となったのが四国で、利用率も11.1%と低迷した。
【あわせて読みたい】3月の客室利用率60.9% まん防全面解除で10ポイント増 地域間で格差
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