1月の客室利用率46.4% 12月から大幅減 キャンセル多発
2022.02.21 00:00
全日本ホテル連盟(ANHA)に加盟する128ホテルの1月の平均客室利用率は46.4%となった(速報値)。前年同月比11.4ポイント増だが、12月実績と比べると23.9ポイント減。実績は速報値に比べて高くなる傾向にあるが、それを差し引いても大幅な低下となった。まん延防止等重点措置の発令を受け、キャンセルが多発した。同措置の延長に伴い、2月も苦戦が予想される。
全国10地域のうち、中国・四国・東海を除く7地域が前年同月を上回ったが、最も利用率が高い近畿でも50.3%にとどまった。大阪府が28.4ポイント増の50.5%となり、同地域を牽引した。
一方、10地域のうちで利用率が最も低かったのは中国の23.8%。四国も26.5%と低調だった。
【あわせて読みたい】12月の客室利用率63.5% 県民割が貢献、19年比では20pt減
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