2022年2月7日号>空飛ぶクルマ 万博で実用本格化目指す次世代モビリティ

2022.02.06 00:00

 空の移動革命に向けた官民協議会の資料には、上空から都心や富士山を望む空飛ぶクルマのイメージが描かれます。

 ベンチャー企業スカイドライブの飛行試験などを見ると、映画「ブレードランナー」に近い世界が25年の大阪・関西万博で現実化しそうです。

 茶谷幸治さんは空飛ぶクルマをドラえもんのタケコプターにたとえ、その世界を画像で再現しました。

 ただ、数百のドラえもんが上空を乱舞する様はディストピアとも懸念します。

 開発やインフラ整備が急速に進む空の移動革命の特集です。

【特集】
 *空飛ぶクルマ
  万博で実用本格化目指す次世代モビリティ

 次世代モビリティとして期待される空飛ぶクルマの実用化が視野に入ってきた。世界各国のベンチャーや航空機メーカーが急ピッチで機体開発を推進中だ。日本では国や自治体のバックアップ体制も整備。25年大阪・関西万博での実用本格化も見えてきた。

  ▽空飛ぶクルマ実用化への道
  ▽空飛ぶクルマの法整備
   三浦雅生(弁護士)
  ▽空飛ぶクルマのインフラ整備
   戸崎肇(桜美林大学ビジネスマネジメント学群教授)
  ▽空飛ぶクルマが開く観光
   茶谷幸治(ツーリズムプロデューサー)


論文
 *わが国地方空港における航空路線開発のメカニズムについての理論的考察(前編)
  遠藤伸明(東京海洋大学海洋工学部教授)

注目のニュース
 「渡航制限は無効」の声高まる
 基本計画改定、担ってよしの視点を
 今年はメタバースへの移行が進展
 11月百貨店外客売上25%増

誌上セミナー
 *中国人客の購買パワー獲得術
 『マンガが変えた伝統への意識』

コラム
 *視座 神田達哉(サービス連合情報総研業務執行理事・事務局長)
 *デスティネーションマーケティングの現場から 村木智裕(インセオリー代表取締役)
 *トラブル処方箋 小池修司弁護士がアドバイス
 *旅するファッション 玉置美智子
 *3万フィートのおもてなし 中西克吉

関連キーワード