いわき市、観光周遊バスを実証運行 震災伝承施設など 宿泊需要喚起へ
2021.11.22 00:00

いわき観光まちづくりビューローは、市内の宿泊施設に泊まると無料で利用できる観光周遊バスを実証運行している。東日本大震災以降、落ち込む宿泊需要を喚起する狙い。
市内を地元バスガイドと巡るいわきMEGURU号は毎週土・日曜・祝日に2便運行する。主要観光名所、昨年開館したいわき震災伝承みらい館、今年4月に運航開始した観光遊覧船「小名浜デイクルーズ」などにも立ち寄る。乗客のアンケートをもとに新しいモデルルートの確立を目指す。
浜通り地方を語り部と巡るみらいTSUNAGU号は毎週日曜・祝日の運行。震災伝承施設を見学し、防災・減災の知識習得と震災の記憶を風化させないことを目的に運行する。
将来は防災・減災学習コースとして、教育旅行や企業・団体向けのカリキュラムとして、着地型コンテンツの造成と新たな販路の開拓を目指す。
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