10月の客室利用率52.7%、緊急事態宣言解除で9月から回復
2021.11.15 00:00

全日本ホテル連盟(ANHA)に加盟する124ホテルの10月の平均客室利用率は、前年同月比0.6ポイント減の52.7%となった(速報値)。9月の実績値に比べると2.5ポイントの上昇。ANHAによると、緊急事態宣言とまん延防止等重点措置が約半年ぶりに全面解除され、週末の稼働に改善が見られたという。昨年展開されていたGoToトラベルキャンペーンは停止中だが、代替策として国が支援する県民割が一部で再開され、後押しにつながったとみられる。
全国10地域のうち半数が前年同月を上回った。最も利用率が高かったのは北海道の82.3%で、甲信越(74.0%)、北陸(70.2%)と続いた。一方、最も低かったのは四国の29.9%で、中国も30.4%にとどまり、地域間格差が目立った。
【あわせて読みたい】9月の客室利用率44.1% 全国で低調、東京もパラ恩恵少なく
カテゴリ#観光統計#新着記事
-
?>
-
1月の百貨店免税売上高619億円 春節効果で同月過去最高 単価もプラス転換
?>
-
主要旅行業者の12月総取扱額、19年比21%減 三越伊勢丹ニッコウは54%増
?>
-
主要7空港の11月利用実績、羽田が中国人旅客で唯一プラス
?>
-
1月の客室利用率73.1%、関東・近畿けん引 全国6地域で下回るも
?>
-
24年の免税売上高、過去最高の6487億円 百貨店87店舗 コロナ前から88%増
?>
-
主要旅行会社の11月取扱額、回復率8割 コロナ前比較 8社がプラス
?>
-
外国人入国者、福岡空港は19年比2倍 主要7空港の10月実績
?>
-
客室利用率、東阪で明暗 12月速報値 10ポイント以上の開き
アクセスランキング
Ranking
-
台湾、25年も日本から積極誘客 東京事務所所長の交代も発表
-
千代田区、蔦重で観光客増へ 大河ドラマにあやかりプロモーション
-
募集+手配の同時契約に光明 グローバルユースビューロー、高リスク商材を積極販売
-
感謝の継承
-
観光支援策の課題と展望 会計検査院報告を読み解く
-
桜シーズンの訪日需要が過去最高 アダラ調査 大津など地方のホテル予約急増
-
雨風太陽、OTA事業を開始 百戦錬磨から宿泊予約サイト譲受
-
1月の百貨店免税売上高619億円 春節効果で同月過去最高 単価もプラス転換
-
長崎港、英語ガイドを育成 県内在住24人がクルーズ客案内
-
Oooh、チャットとAIで現地に直接オーダーメード 「自由な旅を身近に」を実現