2021年9月20日号>ウエルネスでいこう コロナ後の旅と健康
2021.09.19 00:00

身体的にも精神的にも健康で安心な状態を意味するウエルネス。
コロナ禍で生活者の意識の変化や行動変容が進むなか、アフターコロナのツーリズムのキーワードとして注目を集めそうです。
特集では日本のウエルネス研究の第一人者である琉球大学の荒川雅志教授に寄稿いただきました。
曰く「いまこそツーリズム産業は人々のライフスタイルに寄り添う高付加価値型の次世代ライフスタイル産業へ転換するチャンス」。
昨今のさまざまな事件からはウエルネスが社会的な課題であるとも感じます。
【特集】
*ウエルネスでいこう
コロナ後の旅と健康
コロナ禍が生活者に与えた影響はさまざまだが、人々の健康やウエルネスに対する関心の高まりと意識変化は間違いなくその1つである。観光業界はかねてから健康やウエルネスと旅との相関関係を生かしたビジネスに取り組んできたが、その展開を拡大させるチャンスが巡ってきた。
▽キーワードはウエルネス
▽ウエルネスの本質
荒川雅志(琉球大学国際地域創造学部教授)
▽旅と健康への問いかけ
Theme1人々の行動様式は変わるのか
篠塚恭一(SPIあ・える倶楽部代表取締役)
Theme2トレンドの変化は起きたのか
高橋伸佳(JTB総合研究所ヘルスツーリズム研究所長)
Theme3ビジネスアプローチを誤るな
黒須靖史(ステージアップ代表取締役)
注目のニュース
帰国後隔離、早急な見直しを提言
エコな移動にポイント付与
奈良県、観光連携の土台づくり強化
6月旅行取扱額、67%増
誌上セミナー
*JNTO発外客攻略のヒント
『ビフォーコロナに戻るイタリア』
コラム
*視座 高橋敦司(ジェイアール東日本企画常務取締役チーフ・デジタル・オフィサー)
+ツーリズムの世界史 鳥尾克二
*宿泊ビジネスの灯 井門隆夫(高崎経済大学地域政策学部教授)
*トラブル処方箋 小池修司弁護士がアドバイス
*旅するファッション 玉置美智子
*3万フィートのおもてなし 中西克吉
統計・資料
*旅行業主要45社6月の取扱状況
*国・地域別訪日外国人客数
*渡航先別日本人訪問客数
関連キーワード
カテゴリ#バックナンバー#新着記事
-
?>
-
2022年8月15・22日号>海外旅行に試練の夏 待望のツアー再開も逆風強く
?>
-
2022年8月8日号>農泊と分散型ホテル オスピタリタ・ディフーザの可能性
?>
-
2022年8月1日号>ロングトレイル 地域をゆっくりと歩こう
?>
-
2022年7月25日号>世界1位の観光競争力 変化する世界の物差しと評価
?>
-
2022年7月18日号>マニアのハートのつかみ方 ついついほれ込む顧客対応
?>
-
2022年7月11日号>インバウンド再開 コロナ禍を経た変化と課題
?>
-
2022年7月4日号>第2のふるさとづくり 地域に帰るファンマーケティング
?>
-
2022年6月27日号>進化するペット同伴の旅 運輸大手が環境整備に本腰
アクセスランキング
Ranking
-
主要旅行業者の5月総取扱額3.8倍 帰国後隔離緩和で海外旅行改善
-
海外旅行に試練の夏 待望のツアー再開も逆風強く
-
空港から遠い地域の活性化に挑戦 首都圏から京丹後へ誘客 ピーチとウィラーが連携
-
福井銀行、旅行業に参入へ 観光地域商社を設立 富裕層向け着地型商品や物販
-
農泊と分散型ホテル オスピタリタ・ディフーザの可能性
-
ANA、SAF普及へ企業の参画促進 経済的な価値を訴求 50年CO2ゼロ目指し
-
Z世代が直面するリモートワーク
-
『これからの時代を生き抜くための文化人類学入門』 人間中心から地球への視点開く
-
春闘、夏期一時金で前年超え サービス連合「一定の成果」と総括
-
高速利用の観光に1000万円 国土計画協会が支援