観光庁長官に和田浩一氏、コロナ下の産業回復へ舵取り
2021.07.05 00:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2021/07/e28ad3b7680688a8ea8e610345361000-1.jpg)
観光庁の8代目となる長官に国土交通省の和田浩一航空局長が7月1日付で就任した。昨年7月から長官を務めた蒲生篤実氏は退任した。
和田氏は1964年生まれ。86年東京大学卒業後、運輸省入省。観光庁観光資源課長や観光庁次長を務め、観光政策に明るいほか、航空分野にも精通している。コロナ禍で国内旅行需要の減少はもとより、国際交流が途絶え甚大な打撃を受けている観光産業の回復と再生に向け、手腕が期待される。
このほか7月1日付の主な観光庁幹部人事は以下のとおり。カッコ内は前職。敬称略。
◇次長=村田茂樹(観光地域振興部長) ◇審議官=木村典央(大臣官房審議官〔総合政策局・鉄道局担当〕)、池光崇(運輸安全委員会事務局審議官) ◇観光地域振興部長=大野達(総務課長) ◇総務課長=舟本浩(観光庁付・前京都府副知事) ◇観光産業課長=柿沼宏明(大臣官房総務課企画官) ◇参事官・旅行振興担当=高橋泰史(大臣官房人事課企画官)
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