主要7空港の1月利用実績、外国人入国の減少顕著 入国制限強化で
2021.05.10 00:00

法務省の出入国管理統計によると、旅客数上位7空港の1月の利用動向は、外国人入国者数が前年同月比で95%以上の落ち込みとなった。12月下旬以降、業務上必要な人材の新規入国がすべての国を対象に一時停止され、検疫の強化に加え、1月中旬にはビジネストラック・レジデンストラックの運用も停止された。この影響から12月と比べても減少が目立ち、国・地域別では最大市場の中国が4割減の1万2076人。韓国は2割減の3638人だった。
日本人出国者数は前年同月に比べ93%以上の減少。ただし、12月との比較では、羽田、成田、関西、福岡が増加した。那覇は国際線の再開に至っておらず、外国人入国者を含め利用者ゼロの状況が続いている。
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