主要7空港の12月利用実績、首都圏以外で外国人入国者増
2021.04.05 00:00
法務省の出入国管理統計によると、旅客数上位7空港の12月の利用動向は、日本人出国者数と外国人入国者数がいずれも前年同月比で94%以上の落ち込みとなった。減少幅は11月に比べるとほぼ横ばいだが、首都圏空港への外国人入国者がやや減少する一方、中部・関西・福岡は増加が目立ち、わずかながら改善した。那覇は依然として利用がなく、新千歳は外国人入国者がわずか7人だった。
政府は新型コロナウイルスの変異種が各国で確認されたことを受け、12月28日から外国人の新規入国を停止。首都圏の利用減は影響が及んだ可能性がある。
外国人入国者を主要4市場別に見ると、台湾と香港が減少する半面、中国と韓国は増加。中部・関西・福岡はこの中韓が押し上げ要因となっている。
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